大阪日本橋にて12日から開催しておりました公募グループ展「新日本綺行」が無事終了致しました。今回、短い会期で最終日のみの在廊となりましたが、たくさんの方が足を運んでくださったと聞いてとても有り難く思います。
「新日本綺行」は、日本の伝統的な作品、一見すると日本的とはかけ離れている、しかしこれこそ日本的 と言う作品が詰まった、“日本とは何か”を婉曲的に問い直す展覧会だったと個人的には感じております。
私自身、日本画が好きでこのような表現法をとっておりますが、日本画家の方に師事したことがありません。今回、日本の伝統的な技法を新しい表現の仕方で用いている方や現代の馴染み深い画材で日本的に表現される方々とご一緒できたことは本当によい経験となりました。
今後の課題も明確に見えてきました。まずは要らないモノを棄てて描き直すところから。より一層精進して参りますので、これからも宜しくお願い致します。
福島 愛 2016/11/16